ひらがなでかきとめたい。

30代♀、うつ病アトピー卵巣嚢腫と闘っているライフログブログ

「黒い羊」は欅坂46の鎮魂歌だ



欅坂46、8thシングル「黒い羊」のMVが公開された。

取り敢えずまだ確定ではないが、歌詞を載せておく

信号は青なのか?それとも緑なのか?
どっちなんだ?
あやふやなものは はっきりさせたい

夕暮れ時の商店街の雑踏を通り抜けるのが面倒で

踏切を渡って遠回りして帰る

放課後の教室は苦手だ
その場にいるだけで分かり合てるようで
話し合いにならないし
白けてしまった 僕は無口になる

言いたいこと言い合って
解決しようなんて楽天的すぎるよ


誰かがため息をついた
そうそれが本当の声だろう


黒い羊 そうだ 僕だけがいなくなればいいんだ
そうすれば 止まってた針はまた動き出すんだろう?

全員が納得するそんな答えなんかあるものか

反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ

みんなから説得される方が居心地悪くなる

目配せしてる仲間には僕は厄介者でしかない



真っ白な群れに悪目立ちしてる
自分だけが真っ黒の羊
どういったって同じ色に染まりたくないんだ


薄暗い部屋の灯りを付けるタイミングって
一体いつなんだろう?

スマホには愛のない過去だけが残ってる


人間関係の答え合わせなんか僕にはできないし

そこにいなければ よかったと後悔する


人生の大半は思うようには行かない
納得できない事ばかりだし
諦めろと諭されてたけど

それならやっぱ納得なんかしないまま
その度に何度も唾を吐いて
噛みついちゃいけませんか?


NO NO NO NO

全部 僕のせいだ


黒い羊 そうだ 僕だけがいなくなればいいんだ
そうすれば 止まってた針はまた動き出すんだろう?
全員が納得するそんな答えなんかあるものか

反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ
みんなから説得される方が居心地悪くなる
目配せしてる仲間には僕は厄介者でしかない


わかってるよ



白い羊 なんて 僕は絶対になりたくないんだ
そうなった瞬間に 僕は僕じゃなくなってしまうよ
周りと違うそのことで 誰かに迷惑かけたか?

髪の毛を染めろという大人は何が気に入らない?
反逆の象徴になるとでも思っているのか?

自分の色とは違う それだけで厄介者か?

Oh…

自らの真実を捨て
白い羊のふりをする者よ
黒い羊を見つけ 指をさして笑うのか?

それなら僕はいつだって
それでも僕はいつだって
ここで悪目立ちしてよう


(※あくまでも現在皆さんが耳コピで書き起こしたものなので忠実なものではありません)



MV、冒頭は誰かが飛び降り自○をした現場に駆け寄るメディアや見物人
それを見つめる平手
手には彼岸花の花束


彼岸花花言葉


情熱、独立、再開、あきらめ、悲しい思い出、思うはあなた一人、また会う日を楽しみに


メンバー、特に今回平手以外に選ばれたフロント小林、石森、小池、佐藤に関しては歌詞の


『人生の大半は思うようには行かない/納得できない事ばかりだし』


のように
小林→学生、黒い羊だと厄介者、いじめられている
石森→OL、上司や同期の女性社員からのパワハラでうんざりする日々
小池→20代女性、歌詞にある『スマホには愛のない過去だけが残ってる』の女性だと思う。
彼氏と別れた、その過去が忘れられないその過去に引きずられているメンヘラっぽくなっている(リ○カをしているのかバスタブで左腕を押さえている)
佐藤→ヤンチャしていて警察沙汰ばかりを起こしている


その他にも、印象的というか上記と外れているのが


渡邉理佐→夜のお店で働いている
長濱ねる→就活生、面接ばかりの日々。読んでいる手紙は不合格の通知か?
菅井友香→看病していた父?祖父が亡くなった


いじめ、パワハラ、セクハラ、メンヘラ、ハズレ者…

そんな女性達を『僕』という立場から救ってあげたい

終盤の階段を駆け上がって一言


「僕だけで良い!」


と言い(口パクなので合っているか分かりませんが)みんなを抱き締め、嫌な大人(ザックリ!)や同級生、嫌な思い出…そこから白い羊=皆と同じ、皆が救われるような場所へ連れて行ってあげよう、僕だけが黒い羊(厄介者)になる事が全てだと思った。


それがサビの

『そうだ 僕だけがいなくなればいいんだ』

に繋がっていくのではないかと思います。


1人で背負って走馬灯のように僕(平手)が無垢(白い羊の小さな僕)であった時、家族みんなで誕生日のお祝いをする、家族写真があって愛されていた事を思い出しつつも今の黒い羊になっている現状にこのままで良いのか?とか圧力で潰されそうになっているも、小さな僕から彼岸花の花束を貰った事で花言葉の『情熱』の部分や歌詞の『僕はここで悪目立ちしてやろう』になり、MV冒頭の自○現場(飛び降り自○した僕)へと続くのだと思います。



…ざっくり?
見たまま、歌詞とリンクするもので勝手な考察ではあります。
最初見た時ボロ泣きしてしまいましたが、今この記事を書きながら涙で前が見えない…という位(大分落ち着いてはきましたが)胸を抉るMVであり、曲、歌詞なのだと思います。



相変わらずアイドルという概念から斜め上をいく欅坂46
今回も斜め上を行き過ぎているし、またしてもやられた!と言ってしまう作品であり、平手でないとこの「黒い羊」の僕を表現する事は不可能としか言えない作品になっていると思います。


あとはCD発売時のダンス諸々ですね…
どういう演出を見せてくれるのか今までとは違う予測不可能過ぎて早く…早く見せてくれその演出を…!
とゴロゴロしております。



以上、
「黒い羊」MVを見ての考察でした。